
こんにちは!
朝からFMラヂオきしわだ『おうちのはなし』
『木材危機』についてお話してきました。

驚くことなかれ
コロナ禍の中、木材の需要が上がっていて
木材の先物取引価格が上昇しているそうです。

investing.com 参照
国際金融市場関連の情報が集積されているデータからも
価格上昇は見受けられます。
先物取引ですから、多くのアナリストやインスペクターが
今後木材価格が高騰するであろうと予測している結果です。
ニューヨークなんかではこの一年でマンハッタンから
7万人の人口流出があり、コロナ禍の中都心より郊外に
シフトしているのは顕著です。
日本でも一部テレワークなどの活用で
田舎回帰ではありませんが、郊外ので一戸建ての需要が高まっているようです。
そんななかれ面白いデータ
日本の国土に占める森林率は70%ですが
米国や中国は日本の20倍以上の広さがあるものの
森林率は20%しかありません。
人口が何倍もある両国ですから、
国民一人当たりの森林率は日本に比べると少ないんです。
ちなみに、両国とも結構砂漠が多いんです。
しかし、日本はこれだけの森林率を誇っていても
残念ながら日本は多くの材木を輸入に頼っておりまして
2002年には木材の自給率は18.8%まで下がりました。
日本国内の森から伐採するよりも
外国から輸入する方が安くなるんです。
なんか矛盾ですね。
そうすると、森林事業者の活躍の場がなくなって
仕事も失い
森の管理が出来ず
山が荒廃してしまう事になってしまいました。
そのジレンマの解決法として
国産材の活用が促進されて、長期優良住宅に伴う
グリーン化の補助金制度などにより
2019年には37.8%まで回復してきました。
コロナ禍のなか
各種の経済対策が実施されて金利も安くなり
住宅も手に入れやすくなってきました。
加えてニューノーマルの生活様式で
住宅の需要がワールドワイドに動けば
木材の価格上昇は否めないのでしょう。

ってなると?
住宅価格も高騰することも予想されますし
材木ではないですが、建材メーカーからは
今春ので各部材の値上がりは告げられておりまして
IE LAB♡でも企業努力は必至です。

Co2削減の為の植林や木の活用
戦後の植林からおおよそ70年の伐採期を迎えている
日本の植林事情など色んな要素が絡まっております。
オマケ♪
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